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映画「風の外側」奥田瑛二監督

今回初めて十三の第七芸術劇場で見てきました。

 辛口コメントです。この映画真ん中を過ぎる頃まではっきりいって退屈です。後半シーンの説得性を持たせるように前半の物語が出来ているとは理解しますが、映画なので、エンターテイメントなので、もっともっと練る必要があったのではと思います。後半に入ってやっと話しに入り込んでいけた気がしました。あるいは、もう少し脇役陣の起用を手厚くして、その人たちの演技でカバーをしてもらう必要があったのかもしれません。

 ただ、監督自身が映画を撮るだけでなくPRなんかも精力的にこなして、熱意を持って取り組んでいるとは感じています。本作に関しては、ロケ地となった下関で、タイミング悪く映画館が無くなると知り、急遽経営を引き継いで上映を始めたという話題も聞きました。

 前に見た「長い散歩」も決していいとは思わなかったので、奥田監督の映画を通じて「映画を作るのは難しいんやな」と改めて感じます。でも、奥田監督自身は、インタビュー記事を読む限り今後もどんどん映画を撮っていくようなので、いつか大絶賛できる映画を見せて欲しいと思います。

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コメント

下関映画館の運営を肩代わりされているとのニュースに感動しました。私、10数年前に見た映画「写楽」セゾン劇場が最後で、以降映画館に行っておりません。写楽を見て、映像に比べて何とトーキーサウンドの質の悪かったことか。幻滅でした。全く、台無しでした。映画の再建に「音」、トーキーサウンドがいかに映像と同じくらい大切であるかということを同時に再検討ください。人の声が生より生々しくスクリーンから出てくる。昔の映画の印象が今になっても消え去らないのは、トーキーサウンドの力が映像を引き立てているのです。蓄音機から出てくるビングクロスビーのクリスマスソングを聴き、CDの再生音がいかにまずいデジタル音楽かを思い知らされました。映画館のWEシステムのトーキーサウンドが映画を盛りあげてきました。是非、下関の映画館だけでも、あのトーキーサウンドを蘇らせて、スクリーンのフイルムを引き立ててとお願いします(山口市在住)。人の声、台詞が映像と一体化するそんな映画館で映画を見たい。

投稿 高橋 道資 | 2007/12/30 13:54

高橋さん
 コメントありがとうございます。
 私も映画館引き継ぎのニュースを聞いただけなので、実際に現地でどのような状況かとか、いつまで運営するのかとか、残念ながら詳しいところは分かりません。でも、高橋さんが望まれるような映画館になっているといいですね。

投稿 とわとわ | 2007/12/30 19:41

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